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岡田 篤弥 外部公演のお知らせ 韓国現代戯曲ドラマリーディング エクストラエディション

2018.03.05

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ストアハウスカンパニー「PARADE」の公演へご来場頂き誠にありがとうございました。
さて次は、3月23日(金)〜25日(日)に三軒茶屋にあるシアタートラムという劇場で行われる、日韓演劇交流センターの韓国現代戯曲リーディングへ出演致します。
前回は身体表現という世界でしたが、今度は言葉だけという世界で、また新たな挑戦となり非常に楽しみであります。
今回私は「クミの五月」という、1980年5月韓国の光州で起きた光州抗争で戒厳軍との銃撃戦により射殺された大学生李正然(イ・ジョンヨン)の妹クミの手記をもとに劇化された作品に出演します。
韓国の作品を日本人がやる。だからこそ、日本人のアイデンティティを大切にして、繊細に作品を創り上げ、お客様に届けたいと思っております。
是非ご来場お待ち申し上げております。

岡田 篤弥

2018年3月23日(金)~25日(日)
シアタートラム

『ぼんくらと凡愚』
作/キム・サンヨル 翻訳/津川泉 演出/シライケイタ
『クミの5月』
作/パク・ヒョソン 翻訳/津川泉 演出/鈴木アツト

文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、日韓演劇交流センター
制作:日韓演劇交流センター

<日程>
2018年

3月23日(金) 19時 ぼんくらと凡愚
3月24日(土) 14時 クミの五月
3月24日(土) 19時 シンポジウム
3月25日(日) 14時 ぼんくらと凡愚
3月25日(日) 19時 クミの五月

<会場>
シアタートラム
https://setagaya-pt.jp/about/facilities/access.html

<入場料>
1,500円(シンポジウム含) シンポジウムのみ500円

 

『ぼんくらと凡愚』 作/金相烈 1980年 

出演
阿岐之将一(ワタナベエンターテインメント)
東谷英人(DULL-COLORED POP)
井上倫宏(演劇集団円)
沖田愛(高岡事務所)
柏木俊彦(第0楽章)
北澤小枝子(ジンギーザップエンタープライズ)
喜多村千尋(劇団東京ボードヴィルショー)
秦由香里
寺本一樹(スタッフアップ)
山崎薫(ワタナベエンターテインメント)
米山実(劇団文化座)

1960年代から1970年代まで若者の間で「半人前」「でくの坊」「うすのろ」「腑抜け」などの単語が流行したが、如才なく、世相の変化に適応できず、融通のきかない人を卑下する代名詞として使われた。また、狡猾だったり、機会主義者、偽善者が純粋な人をばかにする時にも使われた。この作品は1970年代にMBCドラマ「捜査班長」を書いた先輩作家ユン・デソンの後を引き継いでシナリオを書いてた作家が、70年代もっとも劇的だった事件を劇化し、『お前の言葉というだけで』という題名で1980年劇団現代劇場によって公演した。2002年に追悼公演として同作品を『でくの坊とうすのろ』という題名に変え、チャン・スンセ演出が演出した。
刑務所で一緒だった二人が刑務所を出た後共謀し、銀行でお金を下して出てきた人を連続して殺し、現金を奪い、行方をくらますが、人相着衣によってモンタージュが作られ、前科者リストから身元が発覚し、捜査と追跡が始まる。凶悪犯とはいえ、犯人の家族に対する愛情、子どもの誕生、友情などが描かれ、追跡とともに時代と人間の姿が浮かび上がってくる。

 

『クミの5月』 作:パク・ヒョソン 1988年 

出演
今井美佐穂(第0楽章)
岡田篤弥(劇団 球)
小飯塚貴世江(クリオネ)
清水ひろみ
橘麦
中村万里
成澤布美子
西井裕美(らまのだ)
根本大介
広田豹
村山かおり(劇団東演)
吉武大地(東宝芸能)

1980年に起きた光州事件を描いた初の戯曲であり、1980年代の民族劇(マダン劇)運動の記念碑的作品でもある。女子高生クミの視線で描かれる光州事件。軍の弾圧に抵抗し最後まで県庁に立てこもって殺された兄。事件後、政府は遺族たちを要注意人物として弾圧する。貧しいが平凡で平和な家庭だったクミの家族は、兄の死後、真実解明と民主化運動に参加するようになる。
ある日、警察に連行された母親を思い、光州事件を回想するクミ。
写実的な描写とマダン劇的なデフォルメや集団演技が取り入れられた80年代民族劇の様式で書かれている。

 


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